NSFW Otokonoko / Futanari ぐろーぼっくす
お狐さまにお嫁入りっ!
お狐さまにお嫁入りっ!
CV: ?
RJ Code: RJ298584
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Track 1
内容
「雨があがるまで、ウチと中でお茶でもせぇへん?」
雨宿り先で迎えてくれたのは、ちょっぴり不思議な【少女】でした――。
– * – * – * – * – * –
つるぺたふたなりお狐さまにお嫁入りしちゃうお話。ラブラブいちゃいちゃ、甘々です。
関西弁のつるぺたふたなり狐っ子(推定〇百歳)に『ええ子ええ子』『かわええなぁ、ウチの嫁さん』と愛を囁かれながらでろでろに可愛がられて、お嫁さんにされちゃいます。
お嫁さん(リスナー様)は終始可愛がられる側です。R18シーンのボリュームは一時間程度ですが、最後までがっつり致しております。ほぼ男女間の行為と言えるような内容ですが、お狐さまもちゃっかり一緒に気持ち良くなって喘いでいます。言葉責め(愛情たっぷり)や直接的な淫語表現もあり、女性ボイスなのでご注意ください!(特に今回は高めの喘ぎ声が出てきますので、苦手な方は何卒ご注意くださいませ…!)
また、今回はストーリー半分、R18シーン半分という感じの分量になっています。
ストーリー自体は王道のラブコメです!お相手がマニアックなだけです!
お知らせ
【2020年11月追記】———–
たくさんのDLを頂きまして、まことにありがとうございます!おかげさまで最初の目標であった100本を無事達成できました……心より感謝申し上げます!!遅くなりましたが、ささやかな感謝の意を込めて7,000字弱のSS(本編と同じようなノリのエロコメディ)を1本、PDF形式で追加しております。『■100DLお礼』というフォルダが追加されておりますので、そちらをご確認くださいませ。
★追加コンテンツ(SS)
・【後日談】お嫁さまは○○こんさんっ?
本編終了後の新婚夫婦(主に夫)について、とある人物の視点で綴ったSSになります。本編のノリ同様、とってもゆるいエロコメディです。晴れて夫婦となっても、お狐さまは相変わらずの嫁さんラブなのでした!(むしろ我慢が必要なくなった分、重症化しました)
———————-//追記分
本公開に伴いR18シーンのサンプルを追加しました。
■サンプル内容
・サンプル1…トラック1全編
・サンプル2…トラック2&3より一部抜粋
・サンプル3…R18シーンクロスフェード
製品にはR18シーンでの水音系SEが無いバージョンも同梱しておりますので、苦手な方はそちらをご視聴いただければ幸いです。(雨音や、足音・衣擦れといった通常動作音、物音などのSEは入っております)
プロローグ
※リスナー様視点での導入テキストになります。
小鳥の鳴く声に、ゆっくりと意識が浮上する。
AM6:30。頬がしっとりと濡れていた。
――ああ、また、だ。
子どもの頃から、こうして目が覚めると頬に涙の跡が残っている、ということが時々あった。きっと、何か夢を見ていたのだろう。涙をこぼさずにはいられない、そんな夢を。だけどそんな風にして迎えた朝は、なぜか決まって温かい気持ちが胸を満たしていて。
泣いていたんだから、悲しい夢を見ていたのではないだろうか、とは思うものの。不思議なことに胸に残るのは、どこか甘くて切ない、優しい温もりだけ。
夢の内容はどうしても思い出せないまま、わからないまま。こうして大人になった今も、そんな朝は時折ひょっこりと私のもとに訪れる。忘れないで、と囁くように。私の胸に、小さな優しい棘を残す。甘くて切ない、だけど温かな思いだけを、ちくりと突き立てる。
――でも……。
今日は、いつもと少しだけ違っていた。いつもは本当に、全然、まったく内容を覚えていられないというのに、今日は。……まぁ、ぼんやりとしかわからなかったけれど。それでも。
――綺麗な人、だったなぁ。
私の胸に小さな甘い棘を残す『夢の君』のかすかな面影が、こうして目覚めた今も、脳裏にうっすら残っているなんて。
――ああ、今日はきっと良い日だ!
夏の朝。まだまだ早朝と言える時間なのに、遮光のカーテンに慣れきった私にとって、ちょっぴり刺激が強い障子越しのお天道様は、今日も既にやる気十分なご様子で。
――昔から、変わらないなぁ。
障子にふすま、畳のい草の香り。重みのあるお布団をたたんで、押し入れにしまったら、物音を聞きつけたのか、朝ごはんにしようという、早起きなおばあちゃんの声が居間の方から聞こえてきたので、ひとつ元気にお返事して。
そう、私は今、会社の夏休みを利用して、田舎の祖父母の家に遊びに来ている。先日、しばしの入院生活から晴れて退院を果たした、おじいちゃんの快気祝いを兼ねて、小学生の時以来の田舎の夏休みを満喫中だ。
こうして大人になっても、久しぶりに訪ねてきた孫をこれでもかと猫可愛がりしてくれる、豪気だけど人情味にあふれた祖父母との、のどかで優しい夏休み。大きなイベントなんて何もないけれど、ある意味とっても贅沢な夏休み。
――私もお天道様に負けずに、今日を楽しまなきゃ!
さあ、朝ごはんを頂いたら、おばあちゃんの家事を手伝って、その後はおじいちゃんのリハビリがてら、一緒に庭仕事をするのもいいかも。暑いから、水分補給と陽射し対策、こまめな休憩は忘れずに。
それから午後は、どこに出かけようか?昔ながらの小さな商店街は、まだまだ現役だっておばあちゃんが言ってた。
――あの駄菓子屋さん、まだやってるかなぁ?
思い出したら瓶ラムネ、久々に飲みたくなってきちゃった。
古びた棚に、所狭しと並んだチープなお菓子。飴玉やガムに、チョコレート。ついつい笑っちゃうような、コミカルなパッケージのスナック菓子。お菓子だけにはとどまらず、よくわからないおもちゃや、くじまであったりなんかして。
駄菓子屋さんは、子どもの頃の私にとって、まさに夢の世界だった。たくさんのきらきらしたものでいっぱいの、夢のような場所。
……きらきらしたものといえば。
――金平糖。
――金平糖、あそこの駄菓子屋さんにも置いてあったよね。
子どもの頃の私は、この小さな町の夏祭りで、初めて金平糖というものを目にし、そのあまりの美しさにすっかり魅了されてしまったのだ。
屋台の量り売りの金平糖。プラスチックの大きなケースから溢れてしまいそうなほどの、たくさんのお星さま。きらきらと輝くお星さまの粒は、口に入れると素朴で優しい甘みが広がって。そして噛み砕けば、どこか切ない温かさを残して消えてゆく。……まるであの優しい夢のように。だから私は、今も金平糖が大好きだった。
――ああ、そうだ。
夏祭り。
この小さな町でいちばんのお祭り。それは祖父母の家から少しだけ離れた、小さな山のふもとにある稲荷神社で毎年行われている。確かそろそろ、今年もそんなシーズンだったはず。
――久しぶりに、お稲荷さんにご挨拶に行こうかな?
あの稲荷神社は少し寂れてはいるものの、境内が広く、子どもが駆け回ってはしゃぐには絶好の場所で。お転婆だった私は、よく夕方になるまであの神社の境内で走り回って遊んだものだ。
……そう、●●と一緒に。
――あれ?今、何か……。
脳裏に浮かんだ気がするけれど。それはすぐにふわりとほどけて、消えてしまって。残るのはまた、あの夢と同じ……甘く切なく、優しい影。金平糖のように、ほろりと消えながらもあとを引く、かすかなかすかな甘さ。
――そうだ。金平糖!
金平糖を、お稲荷さんへのお供えに持っていこう。お供えにしてはちょっと変かもしれないけれど、あの神社といえば、私にとっては夏祭りと金平糖なのだ。
――よーし、そうと決まれば!
おばあちゃんの美味しい朝ごはんを堪能して、午前の仕事をやっつけて。午後は商店街を散策したら、駄菓子屋さんで金平糖を仕入れて、お稲荷さんのところへ行ってみよう。今日の予定は、それに決まり!
一日のプランを頭に描けば、口元に自然と笑みが浮かんだ。障子を全開にして、窓を大きく開け放つ。
――お天道様、おはようございます!
ああ、今日も良い天気になりそうだ!
音声内容
- 雨宿り5:18
- 夏祭りと金平糖21:33
- お狐さまにお嫁入りっ!18:33
- 夫婦(めおと)の契り ※R1814:44
- お仕置きと可愛がり ※R1827:47
- 食べごろお嫁さま ※R1827:45
- ふたりでひとつに ※R1821:08
- お狐さまは通い婿?7:29
内容紹介
■01.雨宿り
『通り雨みたいやし、すぐあがるんとちゃう? 良かったら中入って、しばらくゆっくりしてったらええよ。 どうせウチしかおらへんしなぁ』
久々にお参りに訪れた稲荷神社。先ほどまでの晴天が嘘のような、突然の土砂降りに見舞われてしまい、お社の脇にひっそりと佇む小さな庵の軒先で雨宿りをすることに。濡れた身体を震わせながら空を眺めていると、おもむろに引き戸が開かれて……。
———-
■02.夏祭りと金平糖
『金平糖、夏祭り、指切り……大事な約束。ぜんぶ、ぜーんぶ、ウチの……、 ううん、ウチらふたりの大事な大事な想い出』
雨宿り先として屋内に迎え入れてくれた少女(?)・琥珀と二人、ゆったりとお茶をしながら世間話を楽しむことに。話の流れで、今年の夏祭りに一緒に行こうという約束を取り交わすことになる。喜ぶ琥珀に指切りをせがまれるのだが……。
———-
■03.お狐さまにお嫁入りっ!
『言霊……て知っとる?言葉には、力が宿るんやでぇ?お嬢ちゃんはあの時、言葉にして約束したやろ?ウチの『嫁さんになる』て』
少しずつ蘇る、遠い日の約束。在りし日の琥珀と交わした『それ』は……。
———-
■04.夫婦(めおと)の契り (R18)
『はい、ちゅーことで!こうやって、立派に大人んなったウチのかわええ子ぉと、晴れて夫婦(めおと)んなるんやから。……しーーーっかり、契りを交わさな……なぁ?』
■05.お仕置きと可愛がり (R18)
『心配せんでええよぉ?ウチの仕置きはぁ、可愛がるんと同じことや。とろっとろに可愛がって、ウチのことしか考えられへんように躾けるんが、嫁さんへの仕置き。ウチのこと誑かす、かわええかわええ悪戯な子ぉへの仕置き、や』
■06.食べごろお嫁さま (R18)
『ちゃぁんと食べごろの……最高のとろけ具合になったら、ウチのこのべろでぇ……ふふふ。ぴちゃぴちゃクチュクチュ、ぜぇんぶ。ねちっこぉく、舐めしゃぶったろぉな?』
■07.ふたりでひとつに (R18)
『なぁ、ええ?……入りたい。嫁さんと、ひとつに。つながりたい』
遠い日の約束がようやく実を結ぶ。『ウチには嫁さんだけやから』と、あどけない外見とは裏腹にグイグイ迫ってくる琥珀の身体には、女性にあるはずのないものが……!?
———-
■08.エピローグ:お狐さまは通い婿?
『ん?そらそやろ~!今さら遠いとこで離れて暮らすのんとか、無理やもん!ウチ、ずっと、ずーーーーっと、我慢しててんでぇ!?』
そうしていつしか雨もあがり。物語は『めでたしめでたし』で幕を閉じるのでした――。
– * – * – * – * – * –
■企画・制作:ぐろーぼっくす
■イラスト:ざらめ様
Twitter:@zarame_PC
■一部SE/BGMをお借りしています
無料効果音で遊ぼう! 様
On-Jin ~音人~ 様
OtoLogic(CC BY 4.0) 様
フリー効果音素材 くらげ工匠 様
フリーBGM・音楽素材MusMus 様
ちょい音 様 http://www.heavenlyblue.info/se_free/
内容
「雨があがるまで、ウチと中でお茶でもせぇへん?」
雨宿り先で迎えてくれたのは、ちょっぴり不思議な【少女】でした――。
– * – * – * – * – * –
つるぺたふたなりお狐さまにお嫁入りしちゃうお話。ラブラブいちゃいちゃ、甘々です。
関西弁のつるぺたふたなり狐っ子(推定〇百歳)に『ええ子ええ子』『かわええなぁ、ウチの嫁さん』と愛を囁かれながらでろでろに可愛がられて、お嫁さんにされちゃいます。
お嫁さん(リスナー様)は終始可愛がられる側です。R18シーンのボリュームは一時間程度ですが、最後までがっつり致しております。ほぼ男女間の行為と言えるような内容ですが、お狐さまもちゃっかり一緒に気持ち良くなって喘いでいます。言葉責め(愛情たっぷり)や直接的な淫語表現もあり、女性ボイスなのでご注意ください!(特に今回は高めの喘ぎ声が出てきますので、苦手な方は何卒ご注意くださいませ…!)
また、今回はストーリー半分、R18シーン半分という感じの分量になっています。
ストーリー自体は王道のラブコメです!お相手がマニアックなだけです!
お知らせ
【2020年11月追記】———–
たくさんのDLを頂きまして、まことにありがとうございます!おかげさまで最初の目標であった100本を無事達成できました……心より感謝申し上げます!!遅くなりましたが、ささやかな感謝の意を込めて7,000字弱のSS(本編と同じようなノリのエロコメディ)を1本、PDF形式で追加しております。『■100DLお礼』というフォルダが追加されておりますので、そちらをご確認くださいませ。
★追加コンテンツ(SS)
・【後日談】お嫁さまは○○こんさんっ?
本編終了後の新婚夫婦(主に夫)について、とある人物の視点で綴ったSSになります。本編のノリ同様、とってもゆるいエロコメディです。晴れて夫婦となっても、お狐さまは相変わらずの嫁さんラブなのでした!(むしろ我慢が必要なくなった分、重症化しました)
———————-//追記分
本公開に伴いR18シーンのサンプルを追加しました。
■サンプル内容
・サンプル1…トラック1全編
・サンプル2…トラック2&3より一部抜粋
・サンプル3…R18シーンクロスフェード
製品にはR18シーンでの水音系SEが無いバージョンも同梱しておりますので、苦手な方はそちらをご視聴いただければ幸いです。(雨音や、足音・衣擦れといった通常動作音、物音などのSEは入っております)
プロローグ
※リスナー様視点での導入テキストになります。
小鳥の鳴く声に、ゆっくりと意識が浮上する。
AM6:30。頬がしっとりと濡れていた。
――ああ、また、だ。
子どもの頃から、こうして目が覚めると頬に涙の跡が残っている、ということが時々あった。きっと、何か夢を見ていたのだろう。涙をこぼさずにはいられない、そんな夢を。だけどそんな風にして迎えた朝は、なぜか決まって温かい気持ちが胸を満たしていて。
泣いていたんだから、悲しい夢を見ていたのではないだろうか、とは思うものの。不思議なことに胸に残るのは、どこか甘くて切ない、優しい温もりだけ。
夢の内容はどうしても思い出せないまま、わからないまま。こうして大人になった今も、そんな朝は時折ひょっこりと私のもとに訪れる。忘れないで、と囁くように。私の胸に、小さな優しい棘を残す。甘くて切ない、だけど温かな思いだけを、ちくりと突き立てる。
――でも……。
今日は、いつもと少しだけ違っていた。いつもは本当に、全然、まったく内容を覚えていられないというのに、今日は。……まぁ、ぼんやりとしかわからなかったけれど。それでも。
――綺麗な人、だったなぁ。
私の胸に小さな甘い棘を残す『夢の君』のかすかな面影が、こうして目覚めた今も、脳裏にうっすら残っているなんて。
――ああ、今日はきっと良い日だ!
夏の朝。まだまだ早朝と言える時間なのに、遮光のカーテンに慣れきった私にとって、ちょっぴり刺激が強い障子越しのお天道様は、今日も既にやる気十分なご様子で。
――昔から、変わらないなぁ。
障子にふすま、畳のい草の香り。重みのあるお布団をたたんで、押し入れにしまったら、物音を聞きつけたのか、朝ごはんにしようという、早起きなおばあちゃんの声が居間の方から聞こえてきたので、ひとつ元気にお返事して。
そう、私は今、会社の夏休みを利用して、田舎の祖父母の家に遊びに来ている。先日、しばしの入院生活から晴れて退院を果たした、おじいちゃんの快気祝いを兼ねて、小学生の時以来の田舎の夏休みを満喫中だ。
こうして大人になっても、久しぶりに訪ねてきた孫をこれでもかと猫可愛がりしてくれる、豪気だけど人情味にあふれた祖父母との、のどかで優しい夏休み。大きなイベントなんて何もないけれど、ある意味とっても贅沢な夏休み。
――私もお天道様に負けずに、今日を楽しまなきゃ!
さあ、朝ごはんを頂いたら、おばあちゃんの家事を手伝って、その後はおじいちゃんのリハビリがてら、一緒に庭仕事をするのもいいかも。暑いから、水分補給と陽射し対策、こまめな休憩は忘れずに。
それから午後は、どこに出かけようか?昔ながらの小さな商店街は、まだまだ現役だっておばあちゃんが言ってた。
――あの駄菓子屋さん、まだやってるかなぁ?
思い出したら瓶ラムネ、久々に飲みたくなってきちゃった。
古びた棚に、所狭しと並んだチープなお菓子。飴玉やガムに、チョコレート。ついつい笑っちゃうような、コミカルなパッケージのスナック菓子。お菓子だけにはとどまらず、よくわからないおもちゃや、くじまであったりなんかして。
駄菓子屋さんは、子どもの頃の私にとって、まさに夢の世界だった。たくさんのきらきらしたものでいっぱいの、夢のような場所。
……きらきらしたものといえば。
――金平糖。
――金平糖、あそこの駄菓子屋さんにも置いてあったよね。
子どもの頃の私は、この小さな町の夏祭りで、初めて金平糖というものを目にし、そのあまりの美しさにすっかり魅了されてしまったのだ。
屋台の量り売りの金平糖。プラスチックの大きなケースから溢れてしまいそうなほどの、たくさんのお星さま。きらきらと輝くお星さまの粒は、口に入れると素朴で優しい甘みが広がって。そして噛み砕けば、どこか切ない温かさを残して消えてゆく。……まるであの優しい夢のように。だから私は、今も金平糖が大好きだった。
――ああ、そうだ。
夏祭り。
この小さな町でいちばんのお祭り。それは祖父母の家から少しだけ離れた、小さな山のふもとにある稲荷神社で毎年行われている。確かそろそろ、今年もそんなシーズンだったはず。
――久しぶりに、お稲荷さんにご挨拶に行こうかな?
あの稲荷神社は少し寂れてはいるものの、境内が広く、子どもが駆け回ってはしゃぐには絶好の場所で。お転婆だった私は、よく夕方になるまであの神社の境内で走り回って遊んだものだ。
……そう、●●と一緒に。
――あれ?今、何か……。
脳裏に浮かんだ気がするけれど。それはすぐにふわりとほどけて、消えてしまって。残るのはまた、あの夢と同じ……甘く切なく、優しい影。金平糖のように、ほろりと消えながらもあとを引く、かすかなかすかな甘さ。
――そうだ。金平糖!
金平糖を、お稲荷さんへのお供えに持っていこう。お供えにしてはちょっと変かもしれないけれど、あの神社といえば、私にとっては夏祭りと金平糖なのだ。
――よーし、そうと決まれば!
おばあちゃんの美味しい朝ごはんを堪能して、午前の仕事をやっつけて。午後は商店街を散策したら、駄菓子屋さんで金平糖を仕入れて、お稲荷さんのところへ行ってみよう。今日の予定は、それに決まり!
一日のプランを頭に描けば、口元に自然と笑みが浮かんだ。障子を全開にして、窓を大きく開け放つ。
――お天道様、おはようございます!
ああ、今日も良い天気になりそうだ!
音声内容
- 雨宿り5:18
- 夏祭りと金平糖21:33
- お狐さまにお嫁入りっ!18:33
- 夫婦(めおと)の契り ※R1814:44
- お仕置きと可愛がり ※R1827:47
- 食べごろお嫁さま ※R1827:45
- ふたりでひとつに ※R1821:08
- お狐さまは通い婿?7:29
内容紹介
■01.雨宿り
『通り雨みたいやし、すぐあがるんとちゃう? 良かったら中入って、しばらくゆっくりしてったらええよ。 どうせウチしかおらへんしなぁ』
久々にお参りに訪れた稲荷神社。先ほどまでの晴天が嘘のような、突然の土砂降りに見舞われてしまい、お社の脇にひっそりと佇む小さな庵の軒先で雨宿りをすることに。濡れた身体を震わせながら空を眺めていると、おもむろに引き戸が開かれて……。
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■02.夏祭りと金平糖
『金平糖、夏祭り、指切り……大事な約束。ぜんぶ、ぜーんぶ、ウチの……、 ううん、ウチらふたりの大事な大事な想い出』
雨宿り先として屋内に迎え入れてくれた少女(?)・琥珀と二人、ゆったりとお茶をしながら世間話を楽しむことに。話の流れで、今年の夏祭りに一緒に行こうという約束を取り交わすことになる。喜ぶ琥珀に指切りをせがまれるのだが……。
———-
■03.お狐さまにお嫁入りっ!
『言霊……て知っとる?言葉には、力が宿るんやでぇ?お嬢ちゃんはあの時、言葉にして約束したやろ?ウチの『嫁さんになる』て』
少しずつ蘇る、遠い日の約束。在りし日の琥珀と交わした『それ』は……。
———-
■04.夫婦(めおと)の契り (R18)
『はい、ちゅーことで!こうやって、立派に大人んなったウチのかわええ子ぉと、晴れて夫婦(めおと)んなるんやから。……しーーーっかり、契りを交わさな……なぁ?』
■05.お仕置きと可愛がり (R18)
『心配せんでええよぉ?ウチの仕置きはぁ、可愛がるんと同じことや。とろっとろに可愛がって、ウチのことしか考えられへんように躾けるんが、嫁さんへの仕置き。ウチのこと誑かす、かわええかわええ悪戯な子ぉへの仕置き、や』
■06.食べごろお嫁さま (R18)
『ちゃぁんと食べごろの……最高のとろけ具合になったら、ウチのこのべろでぇ……ふふふ。ぴちゃぴちゃクチュクチュ、ぜぇんぶ。ねちっこぉく、舐めしゃぶったろぉな?』
■07.ふたりでひとつに (R18)
『なぁ、ええ?……入りたい。嫁さんと、ひとつに。つながりたい』
遠い日の約束がようやく実を結ぶ。『ウチには嫁さんだけやから』と、あどけない外見とは裏腹にグイグイ迫ってくる琥珀の身体には、女性にあるはずのないものが……!?
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■08.エピローグ:お狐さまは通い婿?
『ん?そらそやろ~!今さら遠いとこで離れて暮らすのんとか、無理やもん!ウチ、ずっと、ずーーーーっと、我慢しててんでぇ!?』
そうしていつしか雨もあがり。物語は『めでたしめでたし』で幕を閉じるのでした――。
– * – * – * – * – * –
■企画・制作:ぐろーぼっくす
■イラスト:ざらめ様
Twitter:@zarame_PC
■一部SE/BGMをお借りしています
無料効果音で遊ぼう! 様
On-Jin ~音人~ 様
OtoLogic(CC BY 4.0) 様
フリー効果音素材 くらげ工匠 様
フリーBGM・音楽素材MusMus 様
ちょい音 様 http://www.heavenlyblue.info/se_free/
Last update: 2021/01/03
Tags: 18禁 2020 Comedy 【コメディ】 Consensual Sex 【和姦】 Futanari/Hermaphrodite 【フタナリ】 Heartwarming 【ほのぼの】 Love Comedy/Romcom 【ラブコメ】 Lovey-Dovey/Sweet Love 【ラブラブ/あまあま】 Totally Happy 【オールハッピー】 Verbal Humiliation 【言葉責め】 男性向け
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